これは「折形デザイン研究所」、「Shop様方」で売られている旧暦。
明治の初めまで、日本では「太陽太陰暦」が使われていた。明治六年から近代化を目指して新暦を使い始め、日本人はすっかり、お月様を見て今日が何日かを計らなくなった=月を見る必要がなくなった!
この話、コズミック・カレンダーの話とあまりにもリンクしていると思いませんか? 不自然な新暦=グレゴリオ暦と、一日二十四時間の時計が、私たちから自然を遠ざけ、精神的余裕を奪ったという・・・。
それで私、今年も一年十三ヶ月、一月二十八日のコズミック・カレンダーを使っているんですが、なんかしっくり来なくて・・・。「折形デザイン研究所」の暦を手に取ったとき、「これだ!」と思いましたね。
日本人の心に、ビビビと来ました。一年を二十四の季節で区切った「二十四節気」と月の満ち欠けも記され、旧暦のほうが季節の移り変わりも嵌っている・・・ちなみに、今週の日曜(9/14)は中秋の名月、芋明月です。これは、縄文時代に芋を食べていた名残と、その後稲作に転じ米があることでお団子ができたという意味で、お団子と里芋を飾るらしいのです。お団子に里芋を混ぜたものもあります。今年は飾っちゃうよ~。芋名月。
こういうカレンダーでも持ってないと、月の変化や季節を楽しむことも忘れちゃうもんね。
ちなみに、東京ミッドタウンの「とらや」さんで「折形デザイン研究所」の「月と暦展」開催中。