バリに行ってきました。今回はヨガ・リトリートの旅です。この春創刊された「ヨガ・ジャーナル日本版」の取材で行ったのですが、一泊目のリトリート「デサ・スミ」のセンスの良さに脱帽! 見てください、この照明。「ヴィレッジ・リゾート」と銘打っているだけあってチャングーの田園の真っ只中にあり、農家風コテージの点在する庭も、どこか懐かしい農家の庭先風であり、めっちゃ垢抜けているんです!
その秘密はオーナーにあり!
「デサ・スミ」のオーナーはニューヨークで成功したレストランオーナーの男性と、カナダ人男性のゲイカップル! 食事もオーガニックでヘルシーなグルメメニューだし、インテリアもプレゼンテーションも、すべてにおいてゲイテイストで、ほんとに居心地が良くスウィートなんです!!
これはベッドルームなんだけど、アメニティとして、蚊避け用レモングラスのお香とシトロネラのスプレー、「デサ・スミ」オリジナルCDが備え付けられています。
バスルームは野外で、その向こうはライステラス! バリの月を眺めながらシャワーもトイレもできるんです! そしてこのインテリアの可愛いこと!
月を眺めながらシャワーを浴びて寝ると、翌朝はライステラスから朝日が差し込み・・・バリに着いていきなり「自然」を体感できるデサ・スミでした。
これが朝のお庭。テキトーに植わっているようでいて、垢抜け感がたまらないガーデンです。コレを毎日お手入れしているバリ人スタッフのホスピタリティもさることながら、ユニフォームもゲイテイストで、四十路の私にも”お洒落な女心”をくすぐるお宿。これがヨガ・リトリートなのだからたまりません! 私の泊まったコテージからは、すぐ目の前がカフェで、その先がヨガ・スタジオ。こんなに便利でいいのかしら、と思ってしまうほど、恵まれた環境でした。
しかも「デサ・スミ」のプールは、海水を使ってるんです! この意識の高さには脱帽。かといってラグジュアリー過ぎず、とってもコンフォートという、この辺の「加減」がまさにゲイテイスト!
これが「デサ・スミ」のヨガスタジオ。茅葺屋根のオープンエアですよ! 早朝からスタッフがきれいにお掃除してくれてるし、茅葺の匂いも芳しく、どのポーズを組んでも目には周辺の素晴らしい自然が目に入り、耳には水音や鳥のさえずりが・・・五感がフルに喜ぶ、バリのヨガ・リトリートです。
ポーチでお庭を見ながら朝食。
朝ヨガの前だったので、フルーツヨーグルトとコーヒーだけ持ってきていただきました。ここのコースター、かわいいでしょう? ショップでも売っていたので、お土産に買ってきました。色は赤、黄緑、白、娘の大のお気に入りです。
各コテージ、ヨガスタジオにもある祭壇に、毎朝スタッフが新しいお供物を捧げ、お清めしてくれます。だからバリは好き! どこに行ってもこの習慣がいまだ息づいていて、神々のパワーをより身近に感じられるんです。
朝露のついた摘みたてのお花で作ったお供物。こういうものすらもお洒落なのだから、「デサ・スミ」のセンスは流石!
「デサ・スミ」のランチで食べたとれたてオーガニック野菜たっぷりのシンクラストピッツァ。ドライトマトとブラックオリーブがきいてるので、ベジタリアンでも食べ応えばっちり! かなりグルメな一品でした。
「デサ・スミ」のオーナー。彼がインテリアを担当しています。ここのオリジナルコスメも自然派かつユニセックスで○。ラベンダーミスト(化粧水)、アロエ&キューカンバーのアフターサンローション、グリーンティーリーフ&レモンのサンスクーリーン、どれも使用感も軽く、クオリティも高く、家族で使えます。ボトルのデザインもシャレてて(デサ・スミのマーク入り)、使うたびあのホテルの幸せ感を思い出しちゃう(涙)。