ボジョレーヌーボー解禁! と毎年大騒ぎしていますが、若い頃と違って「ふん、新酒ってだけで別に美味しくないじゃないの」と感動も薄れ・・・。ところが、ビノス・ヤマザキで「これはほかのと違って絶対美味しいですからっ。うちのバイヤーが試飲してきて感動したんですからっ」と熱弁をふるわれ、「ど~しよっかなぁ。じゃ、解禁日に来るから試飲させて」と頼んだところ、「限定品ですから予約しないとなくなっちゃいますよ」と強く言われたので予約してしまいました。
ほんで、解禁日を楽しみにせざるを得なくなったので、じゃあつまみに何食ってやろうかなと、前の日から悩んでいました。というのも、なにせ若いワインなので、普通の赤ワインに合うお献立では合わないし、かといって白ワインに合うものでもちょっと違う。年によっても出来が違うし、ど~なんだろう・・・。結局決まらず、店頭で「今年のボジョレーに合うオススメのつまみ」を聞き、写真の「ボジョレージャム入り山羊のチーズ」と生ハム、ソーセージを買ってきました。
飲み、食べ食べすすめながら「う~ん、なんかピンと来ないなぁ」と思っていて、なんと、一番合ったのが何だったと思いますか? シメで食べたミニ天丼。白エビと玉ねぎのらでいっしゅぼーや製冷凍食品。樹齢107年のぶどうを使用したこの特別なボジョレー(実際売り切れてた)は、なんと甘辛のジャンクな和食に合いました。ううんっ、日仏・味の幸せなマリアージュ❤ 今夜はカレイの甘辛煮つけで合わせてみようと思っています。
あ、ちなみに、写真の山羊のチーズは、蜂蜜をしこたま混ぜてデザートとしていただきました。「レアチーズケーキみたい」とウリ様も納得。食いしん坊家族の夜はふけていったのでした。