こんにちは。今年は桜の開花が早いみたいですね。心なしか桜の枝の先がぷっくりしてきているような気がします。今回は短歌の様式を説明しておきますね。
①字数
短歌は五・七・五・七・七の三十一(みそひと)文字(もじ)です。(俳句は五・七・五)
前半の五・七が上の句、後半の五・七・五が下の句です。
②音数の数え方
・「今日(きょう)」など小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」
「ファイト」など小さい「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」は
前の字と合わせて一音と数える
・「シュート」など伸ばす音の「―」
「切符(きっぷ)」などの小さい「っ」は一音と数える。
③歌の数え方
短歌は一首二首で数えます。(俳句は一句二句)
④短歌に季語はありません。
以上は短歌のルールです。
これらに加えて、庭本流としましては、「字足らず」は説明不足、尊大な印象を与えるので避ける、「字余り」は歌の調べが壊れないように二字にとどめる、を心がけていただきたいと思います。
ロータス歌会が楽しく花開くように、皆様の投稿をお待ちしています。
気軽に本音を三十一文字にのせてみて下さいね。
そして今回から、私が横森さんとご縁をいただくきっかけとなった、育児短歌を一首づつご紹介していきます。
なーんだ、こんな感じでいいんだ、というご参考までに。
予定日を一週間以上過ぎて
一日ごと不安つのりて泣く我を我が背はひたすら慰めてくれぬ
(一日ごとに不安がつのって泣く私を、主人はひたすら慰めてくれた)