あきこさんのポラリティ、五つのエレメントを集中的に受けている私。今回は「風のエレメント」を受けました。ハートチャクラのエネルギーバランスを整えるワークで、肉体的には呼吸器系や循環器系。過去のトラウマから「風」のバランスが悪くなっていると、「慈愛」の心は湧いてこないのだそう。人に優しくできないと、一番つらいのは自分なわけで・・・。このワークを受けると過去の忌々しい記憶が蘇ったりするそーなんですが、それを「理解」すると、現在の人間関係も円滑に進むようになるとか。
私の場合、ワークが始まるとスコっと眠りに落ち、熟睡して夢を見ていましたが、なんの夢だったかも忘れてしまいました。あきこさん曰く、相変わらず物凄く反応が良く、体の各所がぴくぴくしていたようですが、本人は無自覚。しかし、ワークの最後のほうでお喋りしていたら、「男の人は大変よね~、だって経済的責任が重すぎるもん」と、初めて旦那の辛さを理解する発言が私の口から出て来たのにはびっくり。
旦那のみならずその後、周囲の色んな人たちに対するシンパシーが湧いて来たのです。エゴからシンパシーへ・・・これが私の体験した「風」でした。
そして翌朝、六時間ほどぐっすり寝て、起きぬけに思い出していたのは、小学校高学年の頃、私を苛めていたゴリラみたいな大きい女の子をボスとする女子グループの面々でした。和田アキコ似の参謀がいる三、四人の体育会系グループで、私ともう一人、ひ弱な私の親友がターゲットにされていました。お勉強とお絵描きとピアノしかできないような私たちは、小学校におけるイケイケの女子軍団にはお味噌な存在だったのです。
おまけに、色気づいてきた男子たちにも苛められていたわけで、小学校高学年にはいい思い出がありません。なんでそんなの思い出したのかなー、と分析すると、実は小さい頃から、体の大きな姉にも威張られ、こき使われて来ていたのです。今でも、体の大きな旦那に威張られ、こき使われています。この、「威張られて、こき使われる」という、自分が嫌だな~、と思っているパターンに、人は陥りやすいものだそうです。嫌なのに、怖くて言い出せず、耐えきれなくなってキレると、もっと苛められてしまうというパターンを繰り返しているのです。
小松先生のところに置いてあり、気になって購入、今、読んでる『もう、不満は言わない』(ウィル・ボウエン著)に書いてあったのですが、「傷つける人は傷ついている」。誰かを苛めてしまう、ひどいことを平気でしてしまう人というのは、実は自分も愛された経験のない、可哀想な人なんです。イジメの心は、嫉妬なんですね。このことをよく理解すると、自己憐憫からも脱出できそう。
「理香さんは考え過ぎで、頭がぱんぱんで重い」とあきこさんに言われますが、頭使うの好きだからなー。じゃなきゃ物書きんなってねーよ。