ホテルのタイ料理に感銘を受けた私は、アティータ・シェフのタイ・クッキング・クラスに参加。まずは地元のマーケットで食材のお勉強。入口のトロピカルフルーツと妙~に似合う自分が怖い。
アテンドはアシスタントシェフ。干し魚売り場でカレーの旨みとなる食材を説明。「特にこのペーストはカレーには欠かせないものなんです」。どこの国も旨みといえば干し魚。それもちょっと発酵させているものが珍重されるけど、ここの干し魚も、香港のはみゅいに負けず劣らず、臭かったなー
一番左のショウガに似たヤツがガリンガル。トムヤムクンの材料で、ショウガの類だけど私たちが使うショウガとはちょっと違うの。隣はレモングラス。
野菜の種類が豊富で、今回発見だったのが、すごい細いセロリがみじん切りにして美味しいということ。チャンツァイみたいにスープの浮き身にしたり、おからみとしておかゆに使ったりするんだけど、驚きのフレイバー。帰って来てからも早速細めのセロリを購入して、葉の先まで刻んで試してみました。うーん、葉先は捨ててた過去が悔やまれる。
手前がタイ料理に欠かせないカフィルライムと、その横がベビーエッグプラント。これが、こなすと違ってほんとに若いナスで、カレーに入っててなんだか分からなかったもの。メロンの子供かな~と思っていたけど、ナスでした。そして市場で驚いたのは、これよりもっと小さいナスも料理に使うそうで、それはまるで、ブドウのように枝に鈴なりになった状態で売られていました。う~ん、タイ人の食への探求も深いね。