今回の旅は、私の愛飲している鉄分サプリ「フローラディクス」のサルス社を訪ねるのが目的でした。完全オーガニックで、その徹底した品質管理は一見の価値あり。
そしてこの会社は、エコ経営でWWF(世界自然保護基金)ほか、数々の権威ある賞を受賞しています。その、”ドイツ人の良心”とも言えるスピリットに触れたかった。
これは私たちを迎えに来てくれた、社長の娘アンゲリカさんとその夫ビリーさん。見てください、この大らかな笑顔!
ビリーさんはスイス人ですが、アンゲリカさんは「私たちはバイエルン人で、普通のドイツ人とは違う」と言います。歓迎の意を表して着てくれた民族衣装もバイエルン地方のもの。毎日違うのを着て来てくれて(夏用コットン製は三着持っているそう。冬用はシルクで、日本でいったら着物みたいなもの)、私たちを楽しませてくれました。
こういう衣装は、もうドイツでも十月のお祭りのときしかみんな着なくなっちゃったそうで、あとはレストランやビヤホールのウェイトレスが着てるぐらい。でも、アンゲリカさん宅では、お母様なんか毎日この服装なんだそーな。日本でいったら、毎日着物着て生活しているようなもの。