本命もなにも、ダディにあげてみんなで食べる”我が家チョコ”ってわけだけどさ。今年は原点に戻りました。トイスチャーのシャンパントリュフ。これを大昔、初めて食べたときは、美味し過ぎてぶったおれそーだった。
その頃は、青山のキラー通りにちっこい可愛い路面店があってな(おじいさん風)。もっちゃんと買って、原宿駅前にあったダディのアシスタント時代の勤め先、故・稲越功一事務所に向かう途中で、我慢し切れず二人でぱくっ。大雪の中、ぶったおれそうになったのでした。
うそだろっ、この美味しさ・・・。
あれから幾年月、あまたの高級チョコレートが日本で販売されるようになり、毎年いろいろ試して来たけど、これに勝るものはなかったなー。繊細にして奥深い大人な味わいと、職人でなければありえない高度な技。自分で作る気になれないのは、こういう生チョコの存在があるからなのです。決してメンドクサイからじゃありません、ええ。
青山店なきあと、新宿高島屋に移り、今は日本橋高島屋しか常設店はないようですが、お取り寄せもできるので、みなさん試してみてください。私もあんまりチョコレート好きじゃないけど、これだけはニ個、三個食べられるという、あかんチョコレートやっ。十六個入りの一段がひと晩でなくなり、家族全員で太るバレンタインデーでした。
(写真はバレンタインデーのシャンパントリュフとダークチョコレートトリュフの詰め合わせ)