我が家のおもろい雄猫、ゼロ君が昨夜十時過ぎに息を引き取りました。二十歳という高齢で、ここのところの寒さでぐっと来たらしく、いきなり衰弱してしまいました。が、特に病気もなく、老衰による大往生でした。最後は家族に見守られながら、眠るように逝ったのです。
ゼロ君はハニちゃんの連れ合いとして、大きくなってから来た猫だったので、確かな年齢が分からないのですが、ハニ子より半年ぐらい年上らしいから、今年で二十歳。ほんとうにおっとりした猫で、いつも家族をわらかしてくれていました。
最近は、朝、私のベッドのベッドメイクが終わると三階に上がって来て、昼間はそこで寝るというライフスタイルで、最後の一週間は三階に登れないことが悔やまれました。体は動かないものの、意識は確かで、朝になると目で「上に行きたい」と訴えていたのですが、さすがに介護状態だったのでケージの中で保護していました。今は籐籠の中で百合の花に包まれています。
ゼロ君、長い間ありがとう。安らかに。