日本の作家の短編集がイタリアで出ました。その中に、十年前の短編集『EAT&LOVE』より、『飯と、汁と、漬物と』が取り上げられています。先日イタリアより送られてきたのですが、よ、読めん。
翻訳に何年もかかったので、どの作品を提供したのか分からなくなり、読んでみたら、冒頭の<Papa’>でコレだと判明! 若い愛人にパパと呼ばれるグルメな男・江口(50)が出てくる物語なのですが、イタリア語タイトルが『Riso,zuppa e verdure in salamoia』。う~ん、そういわれてみりゃ、なんとなく分かるなぁ。リゾットのRisoでしょ、Zuppaは汁、そのあとが漬物だな。
<パパ>といやー、最近うちの旦那(カメラマン)も若いモデルちゃんたちに「パパ~」とか「ダディ」とか呼ばれてるらしい。なんか、ある意味、自分の未来を予知している作品とも言える。こわっ。