キャンセルがでましたので参加希望者受付中。
私の「ベリーダンス健康法」は、まさに「ビオダンザ」のフィロソフィーと同じです。みなさんこの機会にぜひ、「ビオダンザ」の世界に触れてください。講師の内田佳子さんは、その気取らない、優しい人間性がビオダンザ講師にぴったり! 天職です。いきなりビオダンザのワークショップに行くと恥ずかしがりやの日本人はびびってしまいますが、今回はロータス仕様に、セミナーとデモンストレーションをお願いしました。私のベリーダンスの生徒さんたちは、人間とダンスに対するより深い理解をするため、ぜひ参加しましょう。
「ビオダンザとは?」
ビオダンサは、1960年代初頭、南米チリの医療人類学者であるロランド・トーロが「人間性の回復」を目指すなかでたどり着いたワークショップ・システムです。
トーロは、人類学者として世界中の民族を研究するなかで、「踊り」が人間にとって根源的な欲求であることに気づきます。そして「音楽・身体の動き・グループ」という3つの要素をもとに、成長の過程で閉ざされたり、麻痺してしまった、人が生を謳歌するうえでの様々な能力や感覚を取り戻す方法として、ビオダンサを築きあげていったのです。
トーロは言います。「言葉よりも先に、まず動きをとおして世界は認識される。ダンスはこの世界に参加するひとつの方法であり、人が同じ生命体として、宇宙と一体であることの表現でもあるのです。」
現代の、特に都市型の生活では、大量消費をベースに、いつしか効率や競争そのものが優先され、また、そのしくみを再生産するための知育が偏重されていくなかで、自分やまわりの存在を、「からだごと」感じ取る原体験の場が少なくなっています。
ビオダンサは、クラッシック、ジャズ、ロック、ポップス、サンバ、ハワイアン等々、世界中の音楽がもたらしてくれるリズムやメロディーに触れて湧き出す情感やパワーを通じて、人が、自分自身と、他者と、それをとりまく自然とつながりなおす、生き生きとした工房です。
そこで学びなおすことは、いずれもとてもシンプルですが、私たちの毎日の世界とのかかわりに、たくさんのヒントを与えてくれます。
今回の講座では、デモンストレーションや講師自身の体験も交えながら、「ビオダンサって何?」「どんなことをするの?」という疑問にお答えできたらと思っています。
<日程> 9月6日(日) 13:00~
<参加費> ¥1,000
<お申し込み先> 当HPのContactへご連絡ください。
<持ち物> 動きやすい服装
<講師履歴>
内田佳子(うちだよしこ)
大学時代より、ブラジル音楽・ダンスに親しむ。大手電機メーカー勤務時代はサンバ、ランバーダ、サルサのさんスチームに参加する傍ら、ブラジルやグアテマラなど中南米諸国の住民組織を支援するNGO活動に参加。1995年から2年間、ソーシャルワークの分野でサンパウロに留学、女性の保険意識に関連するフィールドワークを重ねるうちに、偶然ビオダンサに出会い、魅了される。
2000年9月にサンパウロに赴任。これを機に、現地のビオダンサ養成学校に入り、並行してサンパウロ・カトリック大学心理学部、及びボディ・アート・コミュニケーションコースで学ぶ。2005年11月にビオダンサ行使資格を取得し、翌年3月帰国。
現在は神奈川県に在住。一般向けのレギュラークラス(祖師ヶ谷大蔵で開講中)をはじめ、各種団体・個人からの依頼で、各地でセッションを行ってきている。(文教大学、クラブツーリズム「旅の文化カレッジ」、NGO等)。